日本語と英語


今日は午前中から雪が降っています。インディアナは4月まで冬なんだそう。11月から4月までが冬って事は半年冬です。
こんな冬が長く寒くては、家にこもっているしかない。外に出ても英語の世界となると増々外出する気は無くなります。

それでも、せっかくアメリカに来たのだから楽しまないと損!「誰もが出来ることじゃないよ。羨ましい」というアメリカに来る前に何人かの友達に言ってもらった言葉を時折思い出します。

最近、ストーリータイムに出掛けている理由。それは心結ちゃんを同じくらいの歳の子と触れ合わせたい&ママが出掛けたい。

「文部科学省による全国の公立小・中学校の調査で、発達障害の可能性がある子供の数が増加していることが発表されました。“目安として10人に1人の割合で支援の必要な子供がいると推測されます”と発達障害支援教育専門家の先生が言います。
“室内で静かに過ごしましょうという暮らしになった。その結果、子供同士が触れ合って遊ぶ機会が減ったことで脳が十分に育つことができず、特別支援の必要な子が増えているようにみえるのではないかと思われます”」(ひよこクラブ記事、一部抜粋)

日本だったら心結ちゃんと同じくらいの歳の子供がいる友達と遊んだり、児童館に行ったり、図書館の読み聞かせに行ったり、公園で同年齢の子供と触れ合ったりできて、当然会話は日本語。ママだってママ友が出来るはずです。
日本だったら・・・なんて事は何度も思いました。でもそんな事思って暗くなっていたって仕方がない。ここはアメリカですから。

ストーリータイムの間、他のママさん達は楽しそうにお話ししています。私だってママ友が欲しい!
絵本を配られ、ママが子供に絵本を読み聞かせる時間があり、読めない自分が辛くなりますが、絵を見て「うさぎさんだね、りすさんだね」と言ったりしています。今はわからないからいいけど、この先「どうして私のママだけ読めないの?」って心結ちゃんが感じる様になったらどうしよう?と思います。でもそんな事思って暗くなっていても仕方がない。今、心結ちゃんが楽しそうにしてくれているからそれでいい。

日本の児童館の様なところが、アメリカにもあるはずと自分で調べました。最初パパには「英語が分からなくて、裕子が辛い思いをするといけないから行かない方がいいんじゃないか」と反対されていましたが、Kさんに話してみると「読み聞かせだけだから、分からなくても大丈夫よ。良かったら一緒に行くよ」と言ってもらったので行ってみることにしました。

ストーリータイムの時間なんて15分〜30分くらい。その為に片道50分かけて行っています。それだけ、行くところがないこの環境。

心結ちゃんの耳に英語と日本語が入ると、どっちも中途半端になってしまうのではないか?という心配もあるかもしれませんが、
海外で暮らしている以上、複数の言葉に触れるのは仕方のないこと。
でも、母親ですから、当然心結ちゃんには沢山日本語を話しかけているし、毎日、日本語の絵本の読み聞かせをしています。
心結ちゃんは嬉しそうに良く本を見ていますよ。

心結ちゃんが英語を聞く時間なんて1割も無いし、家の中ではパパとママが日本語を話し、心結ちゃんには日本語で声掛けしているんですから、
英語を話し始めるなんて事はないと思います。そのうち嫌でも日本語を話すようになるでしょう。

就学前には日本に帰ります。本当に難しいのは、文字を習い始めてからだと思います。

せっかく「誰もができる訳ではない、アメリカ生活」をしているのですから、
楽しく英語にも触れ、今のまま元気でニコニコしていてくれればそれで十分です。


自分の仕事は心結ちゃんを元気に育て、パパに栄養のある食事を作って、身体が休まり、過ごしやすい家を保つこと。
パパが毎日元気に仕事が出来、心結ちゃんが元気に育ってくれれば言うことありません!

今日もご機嫌、元気な心結ちゃん。洗濯カゴからパパの靴下を盗んで、遊んでました。
「その靴下、綺麗だからいっぱい遊んでいいよぉ(笑)」