海外生活の大変なところ

日本に一時帰国した際に友達から「何が大変?」と聞かれました。
私の性格上、大変に思ったことも時間が経つと忘れてしまうので生活している間に書いておきたいと思います。

①病院に行きたい場合、常に通訳さんにお願いしないといけないので、重い症状でないと病院に行くのを迷う。

②妊婦検診の時によく思った事ですが、医師と直接話せない、医師が言っている事がわからない。(勿論通訳さんがしっかり通訳してくれますが、やはり直接会話できないのは辛いです。)

③気心の知れた友達と直接会って話すことができない。話す事が大好きな私は、友達と話す事だけでストレスを解消し、元気になります。
なので、気楽に会って話せる友達がいないのは辛いです。
駐在者の奥さん達は本当に皆さん、とても親切で時にお姉さんの様、時に友達の様・・・。何でも話せて、相談できて、話も聞いてもらっていますが、やっぱり友達とは違います。

④旦那の帰りが10時過ぎの日がほとんど。深夜の日もあり、一日中誰とも話さずという日もある。
日本で仕事をしていた時は、家で話さなくても職場の人と話したり、お客さんと話したり、必ず色んな人と話していた毎日は楽しかったなぁと思います。

⑤日本食材、お菓子、ジュースの値段が2倍から3倍。ちょっとポカリスエットが飲みたいと思ったって気楽には飲めません。お刺身好きなのにお刺身だってちょっとしか食べれません。美味しい鰻も食べれない。

⑥浜松で産まれ、浜松で育ち、浜松で学び、浜松で就職し、浜松で結婚。親戚は皆車で30分以内。遊びに行くと、おばあちゃんやおじさん、おばさんが喜んでくれたのでよく遊びに行っていました。
親戚に会えない、直接話せないのは辛いです。

⑦スーパーに買い物。並んでいるものは日本とは違うのでどれにしようか迷います。ピーマンは日本の4,5倍の大きさ。商品名は当然全て英語。ジュースだって下手なものを買ってくるとまずい。食材を買いに行くだけで疲れます。

⑧遠鉄百貨店、イオン、雑貨屋・・・買わなくたって、見るだけでも楽しい!浜松なら自分で車で行けるし、ちょっと行きたいなぁと思えばすぐ行けるけれどここでは近くに日本の様なデパートや雑貨屋はなく、自分で車で行ける範囲で出かけたいと思うところもありません。

⑨水が硫黄臭い。ウォーターソフトナーという塩を定期的に買ってきてタンクに入れ軟水にし、臭さも少し和らぎますが息を止めて顔を洗い、うがいはドリンキングウォーターでします。
3.78リットルのドリンキングウォーター。勿論料理にも使いますが、現在は加湿器にも使用しているので週10本以上消費します。塩や水を買ってくるのもひと仕事。

⑩お風呂は洗い場が無いので、毎回お湯を抜き、次に入る人が入れますがお湯がきれるので30分くらい経たないと次の人が入れない。温度設定ができず、お湯が溜まったら自動に止まる機能もないのでいちいち温度や水量を見に行かないといけません。これはたいした事ではありませんが、日本だったら普通どこの家にも自動設定機能付いてますよね。

⑪TVが一番組(NHK)しか見られない。一番組で月々74.88ドルもする。民放もたまに入るけれど、アメリカ内時差の関係で遅い時間がほとんど。今楽しみに見ているのは週に1度の連ドラのみ。受験生かと思う。本を読んでいればいい!と意見もあるけれど、活字を読むのは1時間〜2時間が限度。リラックスしたい時や食事中は楽しいTVが見たいものです。

旦那は毎日朝早くから夜遅くまで一生懸命働いてくれているし、休みは行きたいところへ連れて行ってくれる。会社からは十分頂いているので文句は言えませんが、感じたことを書いてみました。